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らせん階段
2016.01.18 Monday - comments(0)
2015/10/25
疲れが取れないなと思ったら、今月もう鹿嶋を5往復していた。なるべく現場立会は、鹿島アントラーズの試合日に合わせてもらいたいと希望を出していたが、そううまくはいかない。

最初に一人暮らしを始めたアパートは、洗濯機が外にあった。しかも二層式。次の百合ヶ丘の家は洗濯機が室内にあってうれしかった。国分寺のアパートは、憧れのロフトがあったけど、熱気が籠もって何度も脱水症状になりかけた。久我山のアパートに引っ越して、初めてトイレとお風呂が別々になった。西荻のテラスハウスには駐車場が付いて、高校生のちびと二人暮らしをした。オランダ移住に失敗したあと、西荻駅前の小さなアパートで1年間借り暮らしをした。今の阿佐ヶ谷にきて初めてソファと洗面台のある暮らしを始めた。もう小さなキッチンで歯みがきをしなくてもいいと思うと、うれしかった。

将来、らせん階段のある家に住みたいとずっと思っていた。たぶん二十歳頃からそんな妄想を言い続けてきたので、鹿嶋の家の話を聞いた友人たちは「で、らせん階段はあるの?」と聞いてくる。もちろん、玄関ドアを開けたら念願のらせん階段だ。

契約した工務店が、ちょうど我孫子で施工中の家にらせん階段が付いているというので、現場まで車を走らせた。その家には確かにらせん階段はあったけど、好みではなかった。同じ鉄骨屋さんに製作依頼するというので、その仕上がりや雰囲気だけをその日は確認した。

私が好きならせん階段は、もっと支柱が太い。でも太すぎてはいけない。手すりを支える鉄骨の数や太さも細かく書き込んだプレゼン資料並みの提案書を作って建築家に送ると、らせん階段の図面ができあがってきた。それを今度は鉄骨屋さんが詳細図面に作り直している。床との接地面や強度についても、細かく指示をする。

こんなふうにして、らせん階段の製作がいよいよ始まるのだが、既に壁も屋根もできあがっている。じゃあどうやって家の中にらせん階段を入れるのかというと、一部の屋根をパカッと外して、クレーンで上空から吊り入れるのだそう。たぶん、らせん階段の製作はもっと早く進めるべきだったんじゃないかと思う。

これからもっと年を取ったら、らせん階段を上り下りするのも億劫になるかもしれない。でも、これだけは叶えたかった。イメージ通りにできあがるかは、設置されるまでわからない。心配は尽きない。



追伸:
後日、母親にらせん階段の話をしたら、「おめえは昔っかららせん階段!らせん階段!って言ってたからなあ!」と言われた。あの人にらせん階段の話をしたのは初めてだと思ってたのに。
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